ハレルヤ~! 安田遜です。
第3回目の〈遜の聖書クイズ〉をお届けします。今回は、「創世記」第2章、「マタイによる福音書」第2章の中から出題します。ぜひ聖書を開きながら、全問正解を目指してください٩( 'ω' )و
第7問
神様はある木の実を食べることを、アダムに禁止なさいました。その木とはなんでしょーか?
- 欲望と理性の木
- 真実の命の木
- 死と生命の木
- 善悪の知識の木
*
善悪の知識の木
主なる神は人に命じて言われた。『園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。』
(創2:16-17)
アダムがこの命令に背いたことで、この世に「罪」が入り込みました。世にあふれる邪悪や災いはその罪のせいですが、イエス・キリストの十字架によって、根本的には解決されています。
ちなみに、〈善悪の知識の木〉の実はリンゴだとされていますが、聖書にはただ「実」としか書かれていません。どうやら、ある人の誤訳によって間違ったイメージが広まったようですщ(゜゜щ)オイッ!
第8問
「ユダヤ人の王」として誕生されたイエス・キリストを恐れて、ユダヤのヘロデ王はなにをしたでしょーか?
- 幼い男の子を皆殺しにした
- 国内の有力者全員に金品を贈った
- ローマ皇帝に王位の保証を願った
- 気が狂って自殺した
*
幼い男の子を皆殺しにした
さて、ヘロデは…人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた2歳以下の男の子を、一人残らず殺させた
(マタ2:16)
この事件を世界史の授業で習った方もおられるかもしれません。ヘロデはキリストに関する預言を信じながらも、救い主の到来を喜ばず、おぞましいやり方で保身を図ってしまいました。
キリストを通して神様とつながっていれば、たとえ立身出世が叶わなくても、それ以上の価値ある宝を与えられます。その宝こそ、「永遠の命」です(//∇//)
第9問
エバは、アダムの体の一部をもとにつくられました。その部分とはどこでしょーか?
- 髪の毛
- 歯
- あばら骨
- 爪
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あばら骨
主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた
(創2:21-22a)
ぼくたちはだれでも女性から生まれますが、最初の女性が男性から生まれたというのは、おもしろい事実だと思います。また、あばら骨は再生能力が高く、現代では美容整形にも使われるそうです。
ちなみに、エバ(Eva)は、「命」を意味するヘブライ語「ハッヴァー(חַוָּה)」のラテン語訳です。英訳された「イブ(Eve)」のほうが、ぼくたちにはおなじみですね(・∀・)
- 『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)