ハレルヤ~! 安田遜です。
第2回目の〈遜の聖書クイズ〉をお届けします。今回は、「創世記」第2章、「マタイによる福音書」第1~2章の中から出題します。ぜひ聖書を開きながら、全問正解を目指してください٩( 'ω' )و
第4問
イエス・キリストの母はマリアですが、その夫はだれでしょーか?
- ヨシキ
- ヨセフ
- ヨハネ
- ヨシヤ
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ヨセフ
イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった
(マタ1:18)
聖書には、ヨセフを「イエスの父」と紹介する記述はありません。なぜなら、キリストの父は神様だけだからです。事実、キリストは神の霊によって受肉したので、ヨセフのDNAは受け継ぎませんでした。
それでも、ヨセフはキリストをわが子として愛し、立派に養父の役目を務めました。彼はある時点からまったく言及されなくなるので、一般に「早世説」が受け入れられています( p_q)
第5問
神様が初めておつくりになった人間で、全人類共通の先祖と言えばだれでしょーか?
- アブラハム
- アダム
- アダモ
- アブドゥル
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アダム
主なる神は、土(アダマ)の
(創2:7)
アダム(אָדָם)はヘブライ語で「人間」を意味する普通名詞で、人名として書かれるのは、いわゆる“禁断の実”を食べてしまったあとです。
その実がアダムののどに引っかかったという俗説から、のど仏のことを英語で「アダムズ・アップル(Adam's apple)」といいます。でも、アダムはしっかり飲み下したと思いますよぉ~(¬_¬)ボソリ
第6問
別名「ダビデの町」とも呼ばれる、イエス・キリスト生誕の地はどこでしょーか?
- エルサレム
- ナザレ
- ベツレヘム
- カイサリア
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ベツレヘム
イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、
(マタ2:1)
ベツレヘムは、古代イスラエル国王・ダビデの出生地、ダビデの油注ぎ(即位式)の地、「ダビデの子」とも呼ばれるキリストの降誕地であることから、「ダビデの町」の別名がつきました。
ちなみに、クリスマスツリーのてっぺんに飾る星を「ベツレヘムの星」といいます。「占星術の学者たち」が、ある星を追ってベツレヘムにたどり着き、幼いキリストを礼拝したことが由来です。
- 『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)