ハレルヤ~! 安田遜です。
“伝道欲”が高まれば高まるほど、自分の知識のなさが浮彫りになっていく、近ごろのぼくです…。クリスチャンとして生きる幸せをストレートに伝えられたら、それがいちばん効果的な伝道(宣教)なのでしょう。
ただ、やはり「命に関わること」を伝える立場としては、ある程度の知識はなければならないと思うのです。とは言え、このブログを読んでくださるあなたには、一刻も早くイエス・キリストを信じてほしくてたまりません(>人<)ガチッ!!
そんな思いでぼくは、キリスト教YouTubeチャンネルの紹介記事をお届けしました。第2弾となる今回は、聖書的世界観をわかりやすく伝えている番組をピックアップします。どうぞご覧ください!
聖書プロジェクト(Bible Project)
このチャンネルは、「とにかくすごい!」のひと言に尽きます。これほどハイクオリティーな番組が無料配信されていることが、ほんとうに信じられません。制作に携わる方々に、ますますの祝福あれ!
特長1.聖書各巻の要旨がイラストでまとめられている
このチャンネルは、難解かつ長大な聖書のいちばん大事なメッセージを、だいたい5~10分の長さで的確にまとめています。しかも、ありがたいことに「イラストベース」なのです!
聖書各巻は「章」と「節」で区切られており、その章ごとに細かく読み取っていくべきテーマがあります。このチャンネルは、それらをごくシンプルな言葉で伝えてくれています。
聖書を読んでみたけれどよくわからなかった、聖書を読む前にざっくりとあらすじだけ知っておきたい。そんな方には、四の五の言わずにおすすめします^^
特長2.宗教臭くないイラスト&アニメーション
クオリティーの高いイラストを最大の特長とするこのチャンネルには、人に警戒心を与えてしまうような、妙な宗教臭さがありません。とてもポップで、緻密なアニメーションにも引き込まれます。
イラストはモノトーンで、セピア地に黒の描線。聖書の内容に集中させるためか、その点にもセンスの高さを感じますね。イラストレーターやアニメーター志望の方も、参考になさるといいかもしれません。
特長3.簡潔・丁寧なナレーション
声フェチの方に朗報で、このチャンネルには
実況的なナレーションではなく、とても簡潔な言葉で、学校で観るビデオ資料のようにしっかりと構成されています。適度な抑揚があって聞きやすく、このナレーターは恐らくプロの方だと思われます。
イラスト、アニメーション、ナレーション。どれを取ってもハイクオリティーで、このプロジェクト・チームの方々には、ぜひ聖書のアニメ映画をつくっていただきたいですね(//∇//)
関野和寛牧場
このチャンネルは、「ロック牧師」として知られる
特長1.牧師という聖職者のイメージを覆す
あなたは「牧師」と聞くと、なにかとても高潔な、『レ・ミゼラブル』で盗っ人・バルジャンをゆるした司教のような人物を想像するかもしれません。ぼくもその節がありました。
でも関野牧師からは、浮世離れした高潔さ、敬遠したくなる説教臭さが、(いい意味で)まったく感じられません。人を安心させるほほ笑み、スネイプ・ヘア、そして軽妙な語り口。
牧師もひとりの人間…。このチャンネルでは、ひとりの男として日常を生きる牧師のリアル、生活感にあふれた雑さ、その中でこそ光るイエス・キリストの恵みを感じられます。
特長2.大胆でストレートな信仰表明
牧師の仕事は、イエス・キリストのをのべ伝えること。ただ、講壇に立つ関野牧師の声は、説教でも信仰の押売りでもありません。神を信じながら日々を生きる人間の、正直な喜怒哀楽です。
キリストは愛の神ですが、かなり厳しいこともおっしゃいます。関野牧師はキリストの厳しさを真摯に受けとめながら、「そうは言っても…」という本音を隠そうとなさいません。「イエス様はひどいと思う!」と、感情をぶつけられることさえあります。
そういう関野牧師の姿に、ぼくは初めて「信仰」を見た気がしたのです。信仰とは、神の御前で“いい子ちゃん”になることではなく、どこまでも正直になることなのだ、と。
福音「よい知らせ」を意味する、ギリシャ語「エウアンゲリオン」の訳。イエスをキリスト(救い主)だと信じる者が罪をゆるされ、永遠の命にあずかることを指す。
特長3.いつでもどこでもゴッドブレスを!
このチャンネルには、「なかなか足を踏み入れづらい教会の敷居をなくし、すべての人のためにある神の恵みを、教会の外にいる人々にも受け取ってほしい」という思いがあるそうです。
ロック牧師としてエレキギターを手に街へ出て行ったり、電車をジャックして伝道したりする様子も、いくつかの動画に収められています。そして、「今日もあなたにゴッドブレスを!」の決めゼリフ。
「ゴッドブレス=神の恵み」は、いまもあなたの頭上に注がれています。ぜひこのチャンネルをご覧になって、それを実感してみてください!
NCC Tokyo
このチャンネルは、ニュー・コミュニティ・チャーチ東京(NCC Tokyo)という、品川駅が最寄りのプロテスタント教会の公式チャンネルです。観はじめてから、ほとんど毎週お世話になっています。
特長1.牧師説教の流れがわかる
このチャンネルでは、毎週の礼拝で行われる牧師説教をアップしています。そう聞くと、クリスチャン向けのように思われるでしょうが、ぼくはあえてノンクリスチャンの方々におすすめします!
というのも、礼拝でどんなふうに説教がされているか、そのリアルな様子を知ることができるからです。説教は牧師によってスタイルが変わるものの、大まかな流れにあまり違いはありません。
この教会全体の雰囲気はつかみにくいですが、これから教会へ行きたいと考えている方々の参考のひとつとして、ぜひ紹介したいと思いました。
特長2.牧師の明るさと引用の豊富さ
この教会は、韓国出身のチョ・ドリュー牧師によって開拓されました。チョ牧師は性格・声質ともに明るく、日本語もとても上手で、聞き心地のいい説教をされます。
ぼくが特に好きなのは、ときどき流ちょうな英語交じりで話されることです。それによってテンポよく、集中を途切れさせることなく、最後まで説教を聴くことができるのです。
説教は普通、聖書の特定の箇所をピックアップして、その解き明かし(解説)をします。そのとき、より深い理解を助けるため、補助的に別の聖書箇所を引用することがよくあります。
チョ牧師の説教では、その引用がとても多いのです。そしてそれは、たんに知識を蓄えるためのものではなく、実生活で御言葉を活かすためのものとして引き出されています。
特長3.ノンクリスチャンはVIP!
この教会では、ノンクリスチャンを「VIP」と呼んでいるそうです。つまり、Very Important Person。それも、ノンクリスチャンの方々にこのチャンネルを紹介しようと思った理由のひとつです。
多くの牧師は、ノンクリスチャンの方が聞いてもわかるような説教を心がけていると思いますが、チョ牧師は特にそのことを心に留めておられるようです。
引用が多いのも、もしかしたらVIPへの思いやりなのかもしれませんね。聖書に親しんだことのないあなたも、ぜひ入門としてこのチャンネルをご覧ください!
* * *
以上、あなたにおすすめしたいYouTubeチャンネルでした。
今回紹介した番組に興味を持ってくださったら、ぜひご自分でもクリスチャンYouTuberを探してみてください。あなた好みの番組が、きっとイエス・キリストに出会わせてくれますように。アーメン。