どうも、安田遜です。
突然ですが、ぼくの罪を告白させてください。ぼくは世間を恐れるあまり、神さまから遠く離れて、重大なウソをついていました。どうか赦してください・・・。
ぼくは「伝道したい!」という思いで、このブログを始めました。それはウソじゃありません。純度100%の気持ちです。その思いがぼくを動かし、〈遜の箱舟〉の原動力になりました。
ちなみに伝道って聞き慣れないと思うんで、わかりやすく言うと「宣教」です。かなり大袈裟に聞こえるかもですが、ぼくは別に“令和のザビエル”になりたいわけじゃありません。ぼくはただ、
あなたにイエス・キリストを信じてほしいんです!!
シーンとしちゃいました?
ですよね、大丈夫です。予想どおりです。別に驚くことじゃないんですけど、・・・ぼくはそのリアクションが怖かったんですよ^^;
だから、本音を隠してウソをついてしまった・・・。恥を承知で、このブログの開設当初の“売り文句”をさらします。
このブログは、「キリストを信じてください!」と勧めるものではありません。
このブログには、「あなたをキリスト教に勧誘しよう!」という意図はありません。
このブログは信仰を勧めるものではないので、気軽に読んでみてください!
――ヘドが出らぁ! キリシタンの風上にも置けねぇ、あっ、まったくふざけたぁ野郎でえぇヽ(`Д´)ノ
まぁ落ち着きますけど、日本人ってなんか“宗教アレルギー”があるじゃないですか、かなり重度の。ぼくも以前はその節があったんですけどね。
だから、アレルゲンになるような宗教的な言葉は、なるべく使いたくないと思っちゃったんですよ。早い話が、当たりさわりのないブログを書こうとしてたわけです。
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なんで当初の目的がほとんど無視されたかというと、「結局読んでもらえないんじゃないか・・・?」という不安が拭えなかった。
クリスチャン・ブログって、思いのほか多いんですよ。でも普通のブログに比べると、やっぱりPV数が少ないんですね。
しかもその少ないPV数を担ってるのって、結局はクリスチャンじゃないかと思うんですよ。あっ、これはただの憶測なんですけどね・・・^^;
日本のクリスチャン人口って、1%未満らしいんです。99%以上の国民が、キリスト教とはほぼ無縁で生活してるわけです。
まぁ、結婚式をチャペルであげたり、クリスマス祝ったり、イースターさえイベント化されたりはしてますけど、それって一時的なものじゃないですか?
キリスト教そのものについて自発的に調べる人って、人生詰んでる人かオリ●ジのあ●ちゃんぐらいだと思うんですよ。←偏見
そんなふうに思ってたから、ブログで発信してもほとんど無駄になっちゃうんじゃないかって、すごく不安だったんです。
読まれなきゃ意味がない。
だったら宗教色は抑えめで、自分の体験談をメインに押し出していこう、そこになんとなく聖書の言葉を散りばめていこう。そんな考えに落ち着いちゃったんですね。でもそんなブログ、
読まれても意味がない!
伝えたいことがあるから、伝えるべきことがあるから、ブロガーって発信するんですよね。一番大事なコアを隠してPV数伸ばしたって、なんの意味もない!
そういうの、ただの「執筆ごっこ」っていうんです。読者の貴重な時間をむさぼるだけの、悪質な有害サイトなんですよщ(゜゜щ)Boo!
それに、聖書の言葉を自分の体験談のスパイスとして使うなんて、神さまへの
キリストの弟子・パウロも、万人受け狙って御言葉を語ることについて、こんなふうに言ってます。
こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの
僕 ではありません。
―「ガラテヤの信徒への手紙」第1章10節
伝道ってクリスチャンに与えられた「使命」であって、ぼくの自己顕示欲を満たすためのツールじゃないんです。遜のバカッ( p_q)
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たくさんの人に読んでもらえるように努力や工夫をするのは、ブログを書くうえで欠かせないことです。それはもちろん!
でも、ぼくの目的は「伝えること」。「PV数を稼ぐこと」じゃない。
世間のニーズに寄せて本質を見失っちゃうことって、よくあると思うんですよ。それって結局、なにもやらないのと同じじゃないかと思います。
で、この記事書いててふと気づいたんですけど・・・、ぼくは読まれるかどうかなんて、最初から気にしなくてよかったんです。
もし、ぼくのブログが伝道の実を結ぶものだったら、神さまが必ず用いてくれるから。
だからぼくは、伝えるべきことを偽りなく伝え、喜んでこのブログを続けていきます。そのことをいま、改めて決意として示しました!
必要な人のもとに、聖書の福音が届けられることを信じて。アーメン。
引用の出典
- 『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)
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